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「ジャンジャン横丁」という名前だけ聞くと、少し怖そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも実際に歩いてみると、看板も建物も昭和のまま時が止まったような、独特の居心地の良さがあるエリアです。
HOTEL CHOICE GUIDEでチーフ・トラベルリサーチャーを務める、蓮見 圭と申します。
新世界・ジャンジャン横丁の「千ベロ」文化について、複数の資料にあたって調べてみました。
ネット上では断定的に語られがちな部分もありましたが、裏付けが取れたことと取れなかったことを、正直に分けてお伝えします。
- ジャンジャン横丁の名前の由来と歴史
- 「千ベロ」とはそもそもどういう意味か
- 新世界の串カツ文化と「二度漬け禁止」のルール
- 訪問前に知っておきたい注意点
- 歩き疲れたらすぐ泊まれる新世界エリアのホテル
ジャンジャン横丁とは――名前の由来と歴史
ジャンジャン横丁の正式名称は「南陽通商店街」ですが、この呼び方はほとんど使われていません。
名前の由来は、客を呼び込むために店先で鳴らしていた三味線の音を表す擬音語「ジャンジャン」から来ているとされています(出典:国土交通省 多言語解説データベース/Wikipedia)。
歴史をたどると、1921年(大正10年)頃に誕生したとされ、戦前は噴泉浴場などの娯楽施設もあったようです。
1945年の大阪大空襲で一帯は焼失しましたが、1950年頃には「温泉劇場」として復活。
1960年代には大阪万博’70の建設労働者に人気の飲食街として再び賑わい、1997年には横丁の雰囲気を残した形で再開発が行われたと紹介されています(出典:Wikipedia、MLIT多言語解説DB。
ただし年代の一部は単独の情報源に基づくため、あくまで目安としてご覧ください)。
現在も串カツ店、寿司店、立ち飲み屋、うどん店、お好み焼き店に加えて、将棋道場や碁会所、ゲームセンターまで軒を連ねる、生活感たっぷりの商店街です。
夜勤明けの客向けに、ビール付きの「モーニングセット」を出す店が多いのも特徴です(出典:国交省多言語解説DB)。
「千ベロ」とはどういう意味? 新世界発祥と言えるのか
「千ベロ」とは、「千円でべろべろに酔える」という意味の俗語です。
実際には千円ちょうどで泥酔するというより、千円前後で、ちょっと気の利いたおつまみとお酒2〜3杯を楽しめる、という意味合いで使われることが多いようです(出典:Wikipedia「せんべろ」ほか)。
言葉自体の発祥は、一般的には作家・中島らも氏と編集者・小堀純氏の共著『せんべろ探偵が行く』で使われたのが最初、とされています。

ここで正直にお伝えしたいのですが、「千ベロ=新世界・ジャンジャン横丁発祥」という説は、今回の調査では裏付けを見つけられませんでした。
「ジャンジャン横丁が発祥地として語られることが多い」という紹介を見かけることはあるものの、その出典まではたどれませんでした。
新世界が千ベロ文化を代表するエリアの一つであることは間違いありませんが、「発祥の地」と断定する表現には注意が必要です。
串カツ発祥の地・新世界と「二度漬け禁止」のルール
新世界といえば串カツ。
中でも「串かつ だるま」のジャンジャン横丁店は、複数の飲食店ポータルで名前が挙がる老舗で、昭和4年(1929年)創業の新世界元祖串カツ専門店と紹介されています(出典:ぐるなび、Funliday ほか飲食店ポータル。
公式サイトでの確認はできていません)。

串カツ店でよく知られる「ソースの二度漬け禁止」のルールは実在する店のマナーで、共用のソース容器を清潔に保つための衛生上の理由が定説とされています。
ただし、このルールがいつ・どの店から始まったのかを示す一次資料までは確認できませんでした。
「新世界界隈の店から全国に広まった」という紹介は複数見かけますが、公的な起源資料は見つかっていません。
多くの店で無料のキャベツが提供されますが、これも店によって対応が異なります。


歩いて飲んだら、そのまま新世界に泊まるのが一番
千ベロのハシゴ酒は、移動せずに次の店へ行けるのが醍醐味。
飲んだあとにわざわざ電車で帰るのはもったいないので、新世界エリアに泊まって、翌朝ゆっくりチェックアウトするのがおすすめです。
| ホテル | 特徴 | 詳細 |
|---|---|---|
日和ホテル大阪新世界 |
新世界エリア内、飲み歩きの拠点に便利な立地 | 詳細を見る 〉 |
KOKO HOTEL 大阪新世界 |
通天閣まで徒歩約2分、24時間コインランドリー完備 | 詳細を見る 〉 |
バンデホテルin なんば |
新今宮駅徒歩圏、グループでの利用に対応した客室あり | 詳細を見る 〉 |
東横INN大阪通天閣前 |
翌朝しっかり朝食を取ってから出発できる無料朝食つき | 詳細を見る 〉 |
01日和ホテル大阪新世界(旧:ジョイテルホテル大阪新世界)
通天閣を望む客室とソウルフード朝食。
画像出典:楽天トラベル
- JR・南海「新今宮駅」東出口、大阪メトロ「動物園前駅」5番出口のどちらからも徒歩約3分の好立地
- 2026年2月にホテルブランド「日和ホテル」としてリブランドオープンし、客室設備を刷新
- 1階レストラン「CONA」のブッフェ朝食では手作り料理に加えたこ焼き・串カツなど大阪名物が並ぶ
2026年2月に「ジョイテルホテル大阪新世界」から「日和ホテル大阪新世界」としてリブランドオープンしたホテルです。
JR・南海「新今宮駅」や大阪メトロ「動物園前駅」から徒歩約3分と、新世界・通天閣エリアへのアクセスに優れた立地にあります。
全室バス・トイレ付きで、1階レストラン「CONA」では大阪名物を取り入れた朝食ブッフェを提供しています。
画像出典:楽天トラベル
「スタッフの対応が丁寧で、ウェルカムドリンクや無料のたこ焼きサービスが嬉しかったです。
お部屋も静かで清潔でした(40代女性)」
「通天閣が近いので、新世界エリアをぶらぶら散策するにはとても便利な立地でした(一人旅)」
「朝食でたこ焼きや串カツなど大阪名物を味わえて、朝から大阪らしさを感じられました(カップル旅行)」といった声が見られます。
- 客室は大浴場ではなく各室のユニットバスのみのため、ゆったり湯船に浸かりたい人には物足りないという声もあります
- 徒歩約3分の「スパワールド世界の大温泉」など周辺の入浴施設を利用すれば、大きな湯船でくつろげます
- 朝食の当日販売料金が2026年10月から値上げされ割高に感じるという声もあります
- 事前に「朝食付きプラン」で予約しておくと当日販売より抑えられる場合があるため、予約時に料金を比較するのがおすすめです
詳しい客室タイプ・料金・最新の口コミは、正直レビューの全文でご確認ください。
02KOKO HOTEL 大阪新世界
通天閣まで徒歩すぐ、下町情緒感じる128室。
画像出典:楽天トラベル
- 通天閣エリアに近い新世界の中心的立地
- 全128室禁煙・シモンズベッド採用の客室
- 和洋ビュッフェの朝食(7:00〜10:00、L.O.9:30)
KOKO HOTEL 大阪新世界は、2025年9月に「ホテルウィングインターナショナルプレミアム大阪新世界」から名称変更された全128室のビジネスホテルです。
大阪メトロ御堂筋線「動物園前」駅やJR「新今宮」駅から徒歩約5分、通天閣のある新世界エリアに位置し、大阪の下町情緒を身近に感じられる立地が特徴です。
「朝のバイキングはメニューも豊富でデザートまであり満足しました(ひとり旅)」
「たこ焼き柄のパジャマが可愛くて、新世界らしい遊び心を感じた」
「標準的なビジネスホテルながら清潔で、コスパの良さを感じた(出張利用)」といった声が見られます。
- 最寄り駅からはやや距離があり遠く感じたという声がある
- 荷物が多い場合は駅から配車サービスやタクシーを使うと移動が楽
- 敷地内駐車場がなく残念だったという声がある
- 車利用の場合は事前に周辺のコインパーキングを調べて予約・位置確認をしておくと安心
詳しい客室タイプ・料金・最新の口コミは、正直レビューの全文でご確認ください。
03バンデホテルin なんば
二段ベッド4台で最大8名、家族・グループ旅行にうれしい【ファミリールーム】。
画像出典:楽天トラベル
- 【ファミリールーム】二段ベッド4台で合計5人〜8人まで宿泊可能(27m²、禁煙)
- 【スタンダード・クアッドルーム】二段ベッド2台で1人〜4人(17m²、シャワー・トイレ付)
- 1階に無料のドリップコーヒー・電子レンジが使えるフリーラウンジあり
大阪市西成区花園北に位置し、JR・南海「新今宮駅」および大阪メトロ「動物園前駅」からいずれも徒歩3〜5分という利便性の高いホテル。
行政区分としては新世界のある浪速区ではなく西成区にあたるが、ホテル公式ページによれば通天閣・新世界までは約1km、スパワールドへは徒歩12分とされており、新世界エリアへも徒歩圏内でアクセスしやすい立地。
二段ベッドを中心とした客室構成で、小さな子ども連れのファミリー旅行に人気の設計となっている。
画像出典:楽天トラベル
「子ども2人を含む家族4人でスタンダード・クアッドルームに宿泊。
二段ベッドに子どもたちが大喜びでした(子連れ家族)」
「新今宮駅からも動物園前駅からも近く、新世界観光の拠点として便利でした(家族旅行)」
「1階のフリースペースで無料のコーヒーを飲みながら子どもと一息つけました(子連れ家族)」といった声が見られます。
- 行政区分は西成区で、新世界・通天閣のある浪速区とは厳密には別エリアにあたる
- それでもJR・南海新今宮駅や動物園前駅からは徒歩3〜5分で、通天閣までも公式ページ記載で約1kmの徒歩圏内とされているため、観光拠点として利用しやすい
- 客室にバスタブがなくシャワーのみ
- 大浴場目的なら徒歩12分のスパワールドなど近隣施設を利用する手もある
- 朝食・レストランがなく素泊まりが基本
- 1階フリーラウンジの無料コーヒーや、近隣のスーパー(徒歩3分の激安スーパー玉出)・コンビニ(徒歩4分)を活用すると便利
詳しい客室タイプ・料金・最新の口コミは、正直レビューの全文でご確認ください。
04東横INN大阪通天閣前
通天閣すぐそばで無料朝食が嬉しい一棟。
画像出典:楽天トラベル
- 通天閣エリアまで徒歩圏の好立地
- 宿泊者無料の和朝食(おにぎり+みそ汁)付き
- 全室に空の冷蔵庫を完備
東横INN大阪通天閣前は、大阪メトロ御堂筋線「動物園前」駅やJR環状線「新今宮」駅から徒歩5〜6分、通天閣エリアに位置するビジネスホテルです。
世界に330以上の拠点を持つ東横INNチェーンの一軒で、宿泊者は無料の朝食サービスを利用できます。
観光でもビジネスでも使いやすい、シンプルで実用的な宿を探す人に向いています。
画像出典:楽天トラベル
「お部屋はコンパクトだけど使いやすいし、何より朝食つきはありがたい(ひとり旅)」
「動物園前駅からも新今宮駅からも徒歩圏内で、観光にも移動にも便利だった」
「ホテルのクオリティは他の東横INNと大差なく、安定して使いやすい(出張利用)」といった声が見られます。
- 口コミでは部屋はコンパクトだが使いやすいという声がある
- 荷物が多い場合は宅配便やコインロッカーの活用で室内を広く使うと快適
- 夜間に女性が一人で周辺を歩くことへの不安を挙げる声もある
- 夜間の外出は大通りを使う、ホテルのタクシー手配を利用するなど安全な動線を選ぶと安心
詳しい客室タイプ・料金・最新の口コミは、正直レビューの全文でご確認ください。
お酒を飲んでの外出は移動の負担が大きいからこそ、宿選びは「近さ」が何より重要です。
『失敗しない宿選びナビ』編集部が実際の口コミまで確認した新世界エリアのホテルを、ぜひ参考にしてください。

